内緒にしておきたいほどほっと心が緩む逗子の隠れ家♪古民家Cafe「あおいと、
逗子の閑静な住宅街にたたずむ古民家Cafe「あおいと、は、昭和初期に建てられた日本家屋の魅力をそのまま受け継いでいます。店名のはじめだけにカッコが添えられているのは、店主がカフェを開店するにあたり新たな物語の幕開けと、その後の展開をイメージしたことに由来しています。時がゆっくりと流れるような心地よい空間で、贅沢なひとときを過ごしてみませんか。
実家のような古民家でのんびり過ごすなごやかな時間
逗子駅から徒歩約5分
築80年以上の風情ある古民家Cafe「あおいと、 は、まるで実家や親戚の家を訪れたかのような親しみやすい雰囲気が漂います。細い路地が張り巡る住宅街のなかの一軒家で、リノベーションを最小限に抑えているからこそ、古き良き日本家屋の温もりをありのままに感じられます。
日なたぼっこをしながらのんびりすごす和室
囲炉裏のある和室
住居用というよりも来客をもてなすために建てられたという大きな家屋で、店主が大叔母様から引き継いだのだとか。南側に張り出した広縁のある和室は10畳あり、縁側からこぼれるやさしい日差しが、畳敷きの広々とした和室を包み込みます。
障子の横には書院のしつらえ
床の間には季節の軸と生け花が飾られ、職人の手彫りによる繊細な欄間が空間を彩ります。灰を整えた囲炉裏からは暮らしの息づかいが伝わり、昔ながらの生活様式を肌で感じられますよ。
日当たりのいい縁側の向こうにウッドデッキが広がる
庭だった部分は店主によるDIYでウッドデッキになり、縁側からそのまま出られます。植栽に囲まれ心地よく、よそ風が気持ちいい時期にはこちらもおすすめです。
新鮮な野菜をたっぷりいただくランチ
「和だしの野菜パスタ」(1300円)野菜は時期によって変更有
店主の故郷・岩手県から届く採れたての野菜をはじめ、鎌倉駅前の市農協連即売所「レンバイ」や地元逗子の農家から直接仕入れる旬の食材を使って、パスタやカレーなどのメニューを提供しています。生産者の顔が見える食材選びにこだわり、鮮度よく味わえることも魅力です。
ご飯の上にはアボカドも「スパイス野菜カレー」(1300円)野菜は仕入れによって変更有
何種類ものスパイスを組み合わせたトマトベースの野菜カレーは、季節ごとにスパイスの配合を変え、旬の野菜の美味しさを最大限に引き出します。取材日のカレーは、スパイシーなルウがカリッと揚げたナスの香ばしさと甘みを見事に引き立てていました。岩手産コシヒカリの艶やかなご飯とともに、思わずお代わりしたくなるほどです。
素材を一つずつ積み重ねた端正な味わいが奏でるやさしいハーモニー
黒みつ付き「宇治抹茶のベイクドチーズケーキ」(750円)「ダークチャイラテ」(750円)
鍋でコトコトと煮だすチャイなどのドリンクが充実するほか、本みりんを使用する「みりん抹茶ラテ」「みりん和カルーアミルク」といったオリジナルドリンクも種類豊富です。小ぶりな抹茶茶碗で提供されるラテ類は、ほうじ茶や抹茶など和素材のスイーツとよくあいますよ。
「ティラミス」(750円)
おしゃれなグラスに入った「ティラミス」は、店主が幼い頃に慣れ親しんだ岩手にあるマルカンデパートのレストランの味からヒントを得たものです。ラム酒の香るマスカルポーネチーズクリームと、コーヒーをしみこませたスポンジ生地やエスプレッソにつけたイタリアンビスケットのバランスがよく、まるでパフェのよう。たっぷりトッピングしたカカオニブの食感もぜひ楽しんで。
遠くからでも通いたくなるほど心地のいい隠れ家カフェ
趣のある丸窓のある玄関先
昼間はカフェとして、日が暮れるとバーとしてオープンする古民家Cafe「あおいと、。店主の気さくなお人柄もあり、地元でも親しまれるお店です。ぜひ心地のいい和室でくつろぐひとときを過ごしてくださいね。