築100年の元銀行でアフタヌーンティーを。大阪・堺筋本町にある「パンとエスプレッソと堺筋倶楽部」
全国に展開する人気ベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと」。店ごとに内装が異なり、それぞれが個性的ですが、元銀行をリノベートした建物内にある「パンとエスプレッソと堺筋倶楽部」は、レトロな内装。タイルやドライフラワーを印象的に配した、吹き抜けの空間は、非日常な時間を約束してくれます。2ヶ月ごとに変わるアフタヌーンティーも楽しみ。スイーツはもちろん、多彩なパンが味わえるのも、ベーカリーカフェならではです。
築100年のレトロ建築ビル
堺筋沿いにあるオレンジのフラッグが目印
大阪のオフィス街で、ひと際目を引くレトロビルの堺筋倶楽部。1931(昭和6)年に川崎貯蓄銀行大阪支店として建造されました。重厚感のある切石と左右対称の外観が特徴で、正面玄関の上部にある柱の装飾は、ルネサンス様式を思わせるデザインです。 そんな堺筋倶楽部の1階にあるのが「パンとエスプレッソと堺筋倶楽部」。最寄り駅の大阪メトロ堺筋線・長堀鶴見緑地線長堀橋駅1番出口から徒歩3分、大阪メトロ堺筋線・中央線堺筋本町駅7番出口から徒歩6分です。
天井高約10mある開放的な吹き抜け
2001年から会員制レストランとして利用され、2022年に「パンとエスプレッソと堺筋倶楽部」に。銀行建築らしい重厚感のある内装で、吹き抜けは3フロア分の約10mもあります。
中央にある1段高い場所には丸テーブルが並び、壁際にタイル張りのテーブルがかわいいカウンター席とテーブル席があります。
金庫があった場所は予約制の個室
店の奥にある元金庫は、予約制で利用できる2名用個室。天井にはドライフラワーが吊るされ、レトロな内装と相まって、ひときわ非日常な雰囲気が漂っています。
土曜・日曜・祝日限定のアフタヌーンティー
堺筋倶楽部のアフタヌーンティーセット〜Happy Holidays 2024〜5000円。~年末まで提供予定
約2ヶ月ごとに入れ替わるアフタヌーンティーは土曜・日曜・祝日限定の予約制。スイーツとパン、サンドイッチ、ドリンク2杯付き。プチギフトとして、ドライフラワーがもらえます。
2024年11月9日からスタートした「堺筋倶楽部のアフタヌーンティーセット〜Happy Holidays 2024〜」のスタンドに並んでいるのは、ココアショートケーキ、抹茶モンブラン、白ワインゼリーとブランマンジェ、キャラメルスコーン、雪だるまマカロン、いちごパイコロネ、季節のフルーツサンド〜フツウニフルウツ〜、スノーボール〜ココナッツ&ココア〜。 クリスマスを感じさせるラインナップで、特にチョコレートガナッシュをサンドした雪だるまのマカロンが、クリスマスらしさを高めています。
引き出しの中には、ひとくちサイズにカットした自家製パンが7~8種。ジャムとキャロットラペが添えられているので、パンに塗ったりサンドしたり、いろんな食べ方ができます。
たくさんパンがあるだけでなく、小腹を満たしてくれるサンドイッチも。パン好きにはたまらないアフタヌーンティーです。 アフタヌーンティーにはテイクアウトバッグが付いているので、食べきれない分は持ち帰られるのもうれしいですね。予約はInstagramのDMか電話となります。
堺筋倶楽部限定のスイーツはチーズケーキ
チーズケーキ1100円
「パンとエスプレッソと堺筋倶楽部」限定のスイーツは王道のチーズケーキ。コクはあるけど、さっぱりとしたクセのない味わいです。いちごらしい甘酸っぱさが際立つイチゴジャム、生クリームが添えられているので、ひとくちごとに味を変えながら味わってみてくださいね。
看板食パン「ムー」もチェック
食パンのムー400円
朝はトーストにオムレツ、ベーコンなどが付いた豪華なモーニング、昼はハンバーグやカツレツにパンの盛り合わせが付くなど、パンが主役の「パンとエスプレッソと」。 パンのテイクアウト販売もしており、見逃せないのは看板メニューの食パン「ムー」。「ムー」とはフランス語で「やわらかい」の意味で、とてもふんわりとした食感。バターをふんだんに使用したリッチな味わいです。
レトロな内装とホリデーシーズンならではのアフタヌーンティーが楽しめる「パンとエスプレッソと堺筋倶楽部」。いつもより少し特別な気分が味わいときに足を運んでみてくださいね。