江戸時代後期の蔵の中にオープン♪立川の人気の花屋さん「蔵の花屋 コトハ」

江戸時代後期の蔵の中にオープン♪立川の人気の花屋さん「蔵の花屋 コトハ」

昭和36年から続く老舗の「滝島園」がプロデュースする蔵を改装した人気の花屋「蔵の花屋 コトハ」。花の香りがいっぱいに広がる店内には、すき間なく個性豊かな花や葉、枝ものがずらり。花との距離が近くて、花の香りを感じられるのも魅力のひとつ。江戸時代後期に建てられたと推測される、横に間口がある珍しいタイプの蔵も必見ですよ。

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大きな蔵の中央が入り口

昭和記念公園方面に向かって、JR立川駅から車で15分、武蔵砂川駅から徒歩12分のところにある「蔵の花屋 コトハ」。こちらは、昭和36年から植木生産を続ける老舗農家「滝島園」直営の蔵の中にある花屋さん。 店名の「コトハ」は、「いろんな」の意味。「たとえば楽しいことやお悔やみとか、いろいろな『コト 』に『ハ(花、葉)』を使ってもらえたらという思いで名づけました」と店主の浅井さん。

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店外にも緑がたくさん

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サボテンの姿も

浅草橋の花屋さん「花楽堂 – HANARAKUDO」で働いていた浅井さん。東日本大震災をきっかけに、もっと地元である立川の近くで働きたいと思ったそう。古い家屋の空間を使った花屋さんが近くになかったので自分で作ろうと一念発起。
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入り口の先に見えるお花に心躍る

家の敷地内に「蔵」が多く残る立川に着想を得て、「花屋」×「蔵」のアイデアをもとに探してたところ、たまたま出会ったのが老舗農家を運営する「滝島園」だったそう。2019年に運命的な出会いもあり、「滝島園」の敷地内にある蔵で「蔵の花屋 コトハ」が誕生しました。 ワクワクしながら、歴史を感じる重厚な蔵の中に一歩足を踏み入れると、色とりどりの個性あふれる花がずらりと並びます。畑で作った桜をはじめとする枝ものから、ミモザなどの季節の花、バンクシアやピンクッションなど、一般的な花屋さんでは見られないものまで幅広く取り扱っています。

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店内には珍しい花々がいっぱい

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店主の浅井さん

「農家直営の花屋なので、畑でできた枝ものも充実しています。桜の季節になると、2月から4月いっぱいまで2週間おきにさまざまな品種の桜が登場しますよ。もちろん、仕入れているものもあります。全体的に個性的な花が多いかもしれませんね。」と浅井さん。

大人っぽいピンクが映える「秋のブーケ」

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手際よくブーケを作る浅井さん

浅井さんに「秋」をテーマに、結婚式や誕生日などのギフトにぴったりな3000円のブーケを制作していただきました。 「秋は朝晩の寒暖差があって艶っぽい色味の花ができる時期です。秋のブーケはそんな個性を生かして、大人っぽいピンク、いわゆるオータムピンクを使ったお花のブーケがおすすめです。今回使ったお花はくすみピンクの薔薇やマゼンタピンクの鶏頭。丁子草などの紅葉している葉っぱを使うと秋感が増しますよ。」

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「秋のブーケ」(3000円~)

個性的な花で作る一輪挿し

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自宅で気軽に花のある生活を楽しみたいときは「一輪挿し」がおすすめです。花瓶がなくても家にあるガラスコップや陶器を使って花を飾るだけで日常に彩りを与えてくれます。 「一輪挿しは、トリトマなどの個性的な花がおすすめです。花自体に力があるので、1本だけでいいのですが、緑を少しプラスするとよりお花を際立たせてくれると思います」(浅井さん)

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これからのクリスマスの季節は、花を使ったオーナメントも気になります。お店には、色を調合して染めたドライフラワーを使ったフラワーリースやスワッグもいろいろ。オーダーもできます。
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珍しい花や葉との出会いが楽しい「蔵の花屋 コトハ」。立川に遊びに行ったらぜひ立ち寄ってみてくださいね。

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