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ランチもティータイムも旅気分。世界の民芸を集めた雑貨店とカフェ「カサブランカ&TeTe」へ

古いビルの一室に入ると、そこは世界中から集めた器や布、雑貨が集まる、異国情緒たっぷりの空間。いろいろな国のものが集められていますが、どれもその土地の人々の歴史や風土を感じられる、手仕事の温もりに溢れるものばかりです。昼間は同じビル内にあるお店で南インドスタイルのカレーやドリンクをいただくことも。名古屋の街中にいながら、世界を旅しているような気分を味わえるビルを訪ねてみました。

名古屋市千種区にあるレトロビルの中へ

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名古屋市千種区、池下駅から徒歩10分ほどの場所にある「カサブランカ」は、世界の民芸を集めた雑貨店&カフェ。池下エリアはおしゃれなレストランも増えている住宅街ですが、その一角にあるレトロなビルの中にお店はあります。階段を上り、4階にある扉を開けると、お部屋のような空間。様々な国の器やアクセサリー、オブジェなどが並んでいます。

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「カサブランカ」は店主である浅野さんの両親が50年ほど前にオープンさせた雑貨店を受け継いだお店。大人になって店を手伝うようになった浅野さんは、子供の頃は気づかなかった民芸の魅力を改めて感じるようになったとか。閉店した「カサブランカ」を、新たな場所で再びスタートさせました。

民族の歴史や文化が込められた、民芸の数々

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並んでいる商品はモロッコやルーマニア、トルコやインドなど、アジア、ヨーロッパ、アフリカなど、まったく異なるエリアの民芸品ですが、どれも手仕事の温かみに溢れ、一緒に置いていても違和感がないのが不思議なところ。手書きされた絵付けの素朴さ、陶器の色あい、刺繍のデザインに、その土地の歴史や文化を感じることができます。

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モロッコを代表する陶器の名産地・サフィの器

お店の中で特に彩りの美しさを感じたのが、モロッコの器。「カサブランカ」の店名の由来にもなっている国の器は、手書きの模様や動物の絵が描かれた赤土の器などさまざま。伝統的な模様が醸し出す美しさに引き込まれます。
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モロッコの名物ミントティーを飲みながら、お気に入り探し

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店内にはモロッコのテーブルやソファが置かれていて、ミントティーやコフタなどモロッコの味を楽しむこともできます。ミントティーはティーポットやカップも現地のもの。空気をたっぷり含ませながら注ぎ、フレッシュなミントを添えます。甘くて爽やかなお茶が、気分をすっきり、リフレッシュさせてくれますよ。

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「ミントティー」(700円)

3階では南インドスタイルのカレーやチャイを

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このビルにはもう一つお店があり、こちらはインドなどアジアのインテリア&雑貨が並ぶカレー屋さんになっています。カレーは日替わりで、アチャールやパパドなども添えられた南インドスタイル。ゴア・ケララ・チェティナードなど南インド各地のカレーを再現して創作しています。

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ランチカレープレート(1500円)

アンティークなテーブルや椅子が並ぶ明るい店内でゆったりと食事を楽しむことができるこちらのお店は、週末の夜になるとスパイス料理をつまみにお酒が飲める空間に。音楽ライブやトークイベントも開催されていて、民芸や民族音楽などさまざまな音楽・カルチャーが楽しめるサロンのような場所となっています。
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季節のよい時期には屋上カフェもオープン。街中の憩いの空間

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夏場など季節のよい時期は、ビルの屋上もカフェスペースとなり、街中ですが日常を忘れて過ごすことができる「カサブランカ」&「TeTe」。店内の品々を見ているだけでも、旅好きならばきっとわくわくするはずですよ。多様な民族が受け継いできた美しい暮らしの道具。世界中を旅してきた浅野さんに話を聞きながら、ぜひその魅力に触れてみてください。

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